日立駅(JR常磐線)を訪問。国道6号 日立バイパス を眺める。

 令和4年1月10日(月・成人の日)に、茨城県日立市の日立駅を車で訪問してきました。東京の友人が「日立駅は眺めがきれいだったよー。なんかガラス張りになってて。遠かったけどね。」と言っていたのがきっかけでした。ツーリングマップル(旺文社)を見てみると、日立駅のすぐ脇の国道6号のバイパスには「海上を走る!自転車通行禁止」という注釈が。これは行ってみるしかないでしょうということで行ってみました。まずは地図をご覧ください。

 日立駅には、西側の「中央口」と東側の「海岸口」があります。海岸口の駐車場に車を停めました。ちなみにこの日は曇りでした。晴れの日のほうが景色はいいでしょうね・・・

海岸口の駅前の駐車場は、短時間の駐車は無料でした。

 さっそく駐車場から海(太平洋)を見てみました。そこは崖のようになっていて、国道6号の日立バイパスが一望できる絶景スポット。

駅の駐車場から南東方向を望む。海上を走る高架橋がかっこいい。

 地理院地図によれば、駐車場は海抜 27m ほどあるようです。崖下の家屋がある場所は、海抜5~6mほど。最終的に崖の上に道路をつなげなければならないという立地条件もあり、このような高架橋でバイパスが建設されたのでしょう。地理院地図には「旭高架橋」という名称が注記されています(なお、付近の住所が「旭町」)。

青看板を拡大する。高架橋は右に急カーブ(警戒標識がついている)し、国道245号へ接続している。

 この高架橋は国道6号のバイパスですが、国道6号の現道に接続することはなく、この先で右に急カーブして国道245号に接続して終わっています。ここまで国道6号のバイパスを走ってきたのに、青看板の直進の行き先に「国道6号」と書いてあるのが少し笑えます。

 国道6号(日立バイパスを含む)は指定区間で、この高架橋も国土交通省(常陸河川国道事務所)が管理しています。一方、接続先の国道245号は指定区間外なので、茨城県が管理しています。指定区間(国直轄の国道)が枝のようになっていて、その枝先がこの橋というわけです。

 帰宅後に調べてみたところ、この高架橋(と国道6号バイパス)をそのまま南へ(「国分町」のあたりまで)延伸する計画があるようです。国道6号、国土交通省直轄道路として建設する予定のようです。完成した暁には、海上にT字路ができることになるのでしょうか。ルートについて詳しくは、国土交通省常陸河川国道事務所のサイト内「日立バイパス」日立市のサイト内「日立市の道路の現状や主な幹線道路の整備内容について」日立市の都市計画図などをご覧ください。

 北東方向を見てみると、高架橋がずっと続いてます。そして遠くにループ橋が見えます。

駐車場から北東方向を望む。
ループ橋の部分を拡大。国道6号バイパスから崖の上の地区に接続する道路で、高度をかせぐためにループ構造になっている。

 ループ橋の名前は「浜の宮らせん橋」というそうです。路線名について案内はなく、市道として管理されているようでした。

 海岸口の前の道を北のほうへしばらく進んだところ(この道、なかなか細くてアップダウンもあり、おすすめできません)から撮った写真が次の写真です。

南東方向を望む。崖の高低差がよくわかる写真。
旭高架橋をアップで。

 ということで、日立駅のレポートでした。というよりも日立バイパスの旭高架橋のレポートになってしまいました。日立駅の構内にも少しだけ入ったのですが、なぜか写真を撮っていませんでした。ガラス張りの駅舎で、海の眺望を全面に売りにしていて、カフェみたいなスペースもあるようでした。

  2021年も都道府県魅力度ランキングで最下位になってしまった茨城県ですが、おもしろそうな場所で行ったことのない場所がたくさんあるなと感じた旅行でした。今回は人との接触がないように旅行をしていたので茨城を思いっきり楽しむことはできませんでしたが、また機会があれば積極的に訪れたい県の1つです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です